フィリピン付近で発生した地震にともない、沖縄県から千葉県にかけての太平洋沿岸部の各地に出されていた津波注意報について、気象庁は3日午前9時に解除した。
フィリピンのミンダナオ島近くで2日夜発生したマグニチュード7.7の地震により、気象庁は午前0時ごろ、千葉県から沖縄県にかけての太平洋沿岸の広い範囲で、最大で高さ1メートルの津波注意報を出した。
八丈島で午前4時27分に40cmの津波が観測されたほか、千葉県・和歌山県・徳島県・高知県・鹿児島県など各地で10cmから20cmの津波が観測されたが、気象庁は午前9時に津波注意報を解除した。
総務省消防庁によると、津波による被害は現時点でないという。
気象庁は今後1日程度、海面の変動が継続する可能性が高いため、釣りなどのレジャーや、海での作業には十分注意するよう呼びかけている。
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